橋渡し役となった2006年の神戸新聞杯(神戸新聞杯・オールカマー)
Facebookの2つの記事。
コントレイルの全弟サンセットクラウド。
凱旋門賞に挑戦したディープインパクト。
別に違和感がなさそうなこの親子ですが、
前者は前走でやっと未勝利を勝ち上がった馬であり、
後者は凱旋門賞で馬券になれなかった馬です。
凱旋門賞の記事では、
2着という実績があるエルコンドルパサー、
ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの名前を挙げながら、
動画への誘導は
「エルコンドルパサーとディープインパクト」の、
1999年と2006年をひとまとめにしています。
ディープインパクトが3着入線も、
禁止薬物使用のため失格となった2006年の凱旋門賞。
ディープインパクトは前年2005年の、
神戸新聞杯を勝っていますので、
「2006年の神戸新聞杯」に何かあるのかもしれません。
<神戸新聞杯 2005~2007>
2005年
阪神芝2000 ディープインパクト
2006年
中京芝2000 ドリームパスポート
2007年
阪神芝2400 ドリームジャーニー
ディープインパクトは、
「阪神芝2000」施行の最後の神戸新聞杯勝ち馬であり、
2007年のドリームジャーニーは、
「阪神芝2400」に距離延長となった、
最初の神戸新聞杯勝ち馬です。
JRAが注目してほしいと言っている
2006年の神戸新聞杯はちょうどその間の年で、
最後の「阪神芝2000の神戸新聞杯」でありながら、
「中京芝2000」へ代替となったレースです。
ややこしいのですが、
ディープインパクトは、
「阪神芝2000“施行”の神戸新聞杯」を最後に勝った馬であり、
ドリームパスポートは、
「阪神芝2000“設計”の神戸新聞杯」を最後に勝った馬ということです。
ドリームパスポートが勝った、
代替開催の神戸新聞杯。
今年の神戸新聞杯は「3年ワンセット」の、
「中京代替・芝2200神戸新聞杯」の、
最後の年にあたります。
<2020~2022 中京代替 神戸新聞杯>
2020 第68回 神戸新聞杯 18頭
1着:1-02 コントレイル
(福永祐一・矢作芳人・無敗の三冠馬)
2着:8-18 ヴェルトライゼンデ(逆1)
3着:3-05 ロバートソンキー
2021 第69回 神戸新聞杯 10頭
1着:5-05 ステラヴェローチェ
2着:7-07 レッドジェネシス
3着:4-04 モンテディオ
4着:8-10 シャフリヤール
(福永祐一・ダービー馬)
オールカマー
1-01 ロバートソンキー(正1)
4-(05)ヴェルトライゼンデ
神戸新聞杯
(3-05)(ヴェロー)ナシチー
8-17 サンセットクラウド(逆1)
(矢作芳人・コントレイルの全弟)
※ダービー馬不出走
裏メインのオールカマーにも注目すると、
コントレイルが勝った神戸新聞杯の
2着馬ヴェルトライゼンデが、
3着馬ロバートソンキーの「5番」に。
3着馬ロバートソンキーは、
オールカマーの「1番」に。
コントレイルの全弟サンセットクラウドは、
神戸新聞杯の大外「17番(逆1)」に入りました。
馬名の「サンセット」が、
「3レースでワンセット」だとこじつければ、
3年ワンセットの最後の年だけに、
最後の「17番」に入ったと解釈できます。
2005年
阪神芝2000 ディープインパクト
2006年
中京芝2000(ドリーム)パスポート
2007年
阪神芝2400(ドリーム)ジャーニー
「ドリーム」馬名が連勝したことを踏まえると、
2020
2着:8-18(ヴェ)ルトライゼンデ
3着:(3-05)ロバートソンキー
2021
1着:5-(05)ステラ(ヴェロー)チェ
オールカマー
4-(05)(ヴェ)ルトライゼンデ
神戸新聞杯
(3-05)(ヴェロー)ナシチー
ともに馬名に「ヴェ」を持ち、
両重賞で「5番」に入った、
ヴェルトライゼンデとヴェローナシチー。
1/2なのか両方なのか。
1999年の凱旋門賞、
エルコンドルパサーのゼッケン「5番」も加味すると、
両重賞で馬券圏内があるかもしれません。
4-04 ソーヴァリアント
(父オルフェーヴル・川田将雅)
4-05 ヴェルトライゼンデ
(父ドリームジャーニー・戸崎圭太)
Facebookの別記事オルフェーヴル。
その産駒のソーヴァリアントと、
「阪神芝2400神戸新聞杯」初代優勝馬の、
ドリームジャーニーの産駒ヴェルトライゼンデが同居した4枠。
ディープインパクトとオルフェーヴルから、
「三冠馬」もテーマであるなら、
川田将雅騎手はジェンティルドンナ(オークス)で、
戸崎圭太騎手はアーモンドアイ(シンザン記念)で、
「三冠馬の代打騎乗」という共通の実績もあります。
素直に、
オルフェーヴルの全弟という意味でも、
ドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデは買い。
神戸新聞杯
3-05 ヴェローナシチー
オールカマー
4-05 ヴェルトライゼンデ
両重賞は上記2頭から入りたいです。
なお、
「中京代替・距離変更・芝2200重賞」というくくりなら、
2021 日経新春杯 芝2400→芝2200 京都→中京
ショウリュウイクゾ(団野大成・佐々木晶三)
2022 神戸新聞杯 芝2400→芝2200 京都→中京
ヴェローナシチー(団野大成・佐々木晶三)
来年4月に京都競馬場の開催が再開されますので、
来年の日経新春杯は、おそらく最後の「中京代替」
<中京代替 芝2200(距離変更)GⅡ 3年セット>
日経新春杯 2021~2023
2021 ショウリュウイクゾ(団野大成・佐々木晶三)
神戸新聞杯 2020~2022
2022 ヴェローナシチー(団野大成・佐々木晶三)?
3年セットの、
「中京代替・芝2200(距離変更)・GⅡ」重賞は上記2レース。
※京都新聞杯も「中京代替・芝2200・GⅡ」ですが、
代替開催は「2021と2022」の2年、かつ同距離2200での施行
日経新春杯の1年目と神戸新聞杯の3年目を、
同じ「団野大成・佐々木晶三」で統一する。
こんなシナリオがあるかもしれません。
オッズも手ごろですので、
ヴェローナシチーの単勝は厚めに買ってみたい。
友駿ホースクラブ所属馬の重賞勝利となると、
2013年のマーチステークス、
グランドシチー(津村明秀・相沢郁)となります。
- モンジューとパンサラッサの「11番」
もうひとつ注目しているのが、
エルコンドルパサー2着時の凱旋門賞馬、
モンジューと、
パンサラッサのドバイターフで重なる「11番」
神戸新聞杯
6-11 パラレルヴィジョン
オールカマー
7-11 キングオブドラゴン(矢作芳人)
パンサラッサにも注目するのは、
ドバイターフにおける収得賞金訂正のニュースから。
週明けの月曜か火曜あたりでも
よさそうなこのニュースを、
わざわざ週末に更新したことから、
何かサインがありそうです。
オールカマーのキングドラゴンなら、
パンサラッサのドバイターフと同じ「11番・矢作芳人」
ルメールが乗るパラレルヴィジョンも、
すでに投稿済みの記事に書いた、
始球式ネタから侮れません。
ただ、パラレルヴィジョンは
予想以上に売れていて馬券的妙味はなし。
神戸新聞杯
◎05番 ヴェローナシチー
〇02番 ボルドグフーシュ
▲01番 リカンカブール
△11番 パラレルヴィジョン
オールカマー
◎05番 ヴェルトライゼンデ
〇11番 キングオブドラゴン
▲02番 ジェラルディーナ
△08番 デアリングタクト
一応、4頭までにまとめると
上記の印の通り。
デアリングタクトも
松山弘平騎手の始球式から普通に来そうですが、
オッズ的妙味からは4番手の扱い。
◎の単複を中心に、
印の馬への馬連とワイドなど。
神戸新聞杯が、京都新聞杯2.3.4着の
「1.2.5番」で決まれば、
ルメールの始球式時のゼッケン、
「215」でもあります。