「京都→阪神代替 2020-2022 牡牝三冠」の特殊構造とは?
<京都→阪神代替 2020-2022 牡牝三冠>
2020 牡馬 コントレイル 無敗の三冠
2020 牝馬 デアリングタクト 無敗の三冠
2021 牝馬 ルメール オール2着
2021 「武」史 福永 「武」史
2022 「スタ+ス(ズ)」三冠
2022 福永 「武」豊 福永?
デアリングタクトとコントレイルの、
無敗の三冠達成を見届けて、
京都競馬場は改修工事に入りました。
デアリングタクトの秋華賞、
コントレイルの菊花賞は京都でしたが、
同年2020年のエリザベス女王杯とマイルCSは、
阪神代替となっています。
そして、2021年と今年2022年は、
京都のGⅠはすべて阪神での代替開催。
つまり、
「京都→阪神代替GⅠ」があったという意味で、
2020年から2022年までの三年間は、
ひとつにまとめることができます。
その三年間の牡馬、牝馬の三冠においては、
上記のように、
<2020-2022 牝馬>
2020 無敗の三冠馬誕生
2021 ルメール 三冠とも2着
2022 「スタ+ス(ズ)」馬の三冠
まず牝馬のほうをみると、
変則ですが三冠とも同じことが
あったとみてとれます。
一方の牡馬は、
<2020-2022 牡馬>
2020 無敗の三冠馬誕生
2021 「武」史 福永 「武」史
2022 福永 「武」豊 福永?
牝馬ほどわかりやすくはないですが、
昨年と今年のダービーを入れ替えてみると、
<2020-2022 牡馬>
2020 無敗の三冠馬誕生
2021 「武」史 「武」豊 「武」史(「武」の三冠)
2022 福永 福永 福永? (福永三冠)
2021年は名前に「武」がある騎手で三冠。
2022年は福永祐一騎手が菊花賞を制すれば、
福永祐一騎手の三冠となります。
あくまでも、昨年と今年のダービー騎手を
入れ替えたことによるものですが、
ひとつの可能性を感じさせます。
セレシオン(福永祐一)
さて、重賞インフォメーションですが、
上記した私の解釈に、一番ぴったりの
年を選んでくれました。
1998年のセイウンスカイ。
※上記リンクは期間限定。ご覧になるタイミングによっては、
再生されないことがあります。
もちろん、
同馬主(西山正行≒西山牧場≒西山茂行)の
セイウンハーデス(西山茂行)も考えられますが、
1998年は武豊がダービー騎手だった年、
というのが興味深いです。
<武豊・ダービー制覇 6度>
1998 スペシャルウィーク
皐月 セイウンスカイ(横山典弘)★
菊花 セイウンスカイ(横山典弘)★
1999 アドマイヤベガ
皐月 テイエムオペラオー(和田竜二)
菊花 ナリタトップロード(渡辺薫彦)
2002 タニノギムレット
皐月 ノーリーズン(B.ドイル)
菊花 ヒシミラクル(角田晃一)
2005 ディープインパクト 三冠
2013 キズナ
皐月 ロゴタイプ(Mデムーロ)
菊花 エピファネイア(福永祐一)
2022 ドウデュース
皐月 ジオグリフ(福永祐一)
菊花 セレシオン(福永祐一)?
今年、
6度目のダービー制覇となった武豊騎手。
三冠馬ディープインパクトの年を除くと、
皐月賞と菊花賞が同じ馬、または
同じ騎手だった年は1998年のみです。
2022
皐月賞 ジオグリフ(福永祐一)
ダービー ドウデュース(武豊)
菊花賞 セレシオン(福永祐一)?
※ジオグリフは菊花賞不出走
1998年を出してきたことが、
「皐月賞と菊花賞は同一馬or同一騎手」を示唆なら、
可能性があるのは、
ジオグリフor福永祐一(セレシオン)です。
ジオグリフは菊花賞ではなく、
来週の天皇賞(秋)に出走ですから、
可能性があるのはセレシオンのみということになります。
<2020-2022 牝馬>
2020 無敗の三冠馬誕生
2021 ルメール 三冠とも2着
2022 「スタ+ス(ズ)」馬の三冠
<2020-2022 牡馬>
2020 無敗の三冠馬誕生
2021 「武」史 「武」豊 「武」史(「武」の三冠)
2022 福永 福永 福永? (福永三冠)
※2021と2022のダービー騎手を入れ替え
「京都→阪神代替 2020-2022」は、
上記の特殊構造で決着とみますが、
さあどうなりますでしょうか。