GⅠサイン読み

「史上初」の三冠牝馬誕生か

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歴代牝馬三冠馬6頭を、

ある視点で2つのグループに分類してみたところ、

スターズオンアースの三冠が、

濃厚のような感じがしてきました。

 

ある視点とは、

「GⅡ・GⅢ勝利歴」です。

 

 

 

Aグループ 3頭

(GⅡ・GⅢ勝利歴あり ※全て三冠達成前)

 

  • メジロラモーヌ

(報知杯4歳牝馬特別、

サンスポ4歳牝馬特別、ローズS)

桜花賞  13番※

オークス 10番

エリ女  13番※

 

 

  • ジェンティルドンナ

(シンザン記念・ローズS)

桜花賞  10番

オークス 14番※

秋華賞  14番※

 

 

  • アーモンドアイ(シンザン記念)

桜花賞  13番※

オークス 13番※

秋華賞  11番

 

【3頭とも三冠のうち2つが同一馬番】

 

 

 

Bグループ 3頭

(GⅡ・GⅢ勝利歴なし)

 

  • スティルインラブ(OP紅梅S )

桜花賞  9番※

オークス 3番

秋華賞  17番

 

 

  • アパパネ(赤松賞500万・阪神JF)

桜花賞  9番※

オークス 17番

秋華賞  15番

 

 

  • デアリングタクト(エルフィンS(L))

桜花賞  9番※

オークス 4番

秋華賞  13番

 

 

【3頭とも桜花賞を9番で勝利】

 

※( )内は三冠達成前の、新馬・未勝利以外の勝利

 

 

 

「GⅡ・GⅢ勝利歴あり」のAグループには、

「三冠のうちふたつが同一馬番での勝利」

という共通点があり、

 

「GⅡ・GⅢ勝利歴なし」のBグループには、

「桜花賞を9番で勝利」という共通点がありました。

 

 

偶然でもなんでもなく、

しっかりとオペレートされていると感じます。

 

 

ところで、Aグループの紹介で、

「GⅡ・GⅢ勝利歴あり ※全て三冠達成前」と

書きました。

 

メジロラモーヌはエリザベス女王杯のあと、

有馬記念9着で引退。

 

アーモンドアイはご存じのように、

GⅢシンザン記念1着以降は、

GⅠのみ出走でした。

 

ジェンティルドンナだけが、

GⅡ京都記念出走歴を持ちますが、

1人気で6着と敗れています。

 

 

「GⅡ・GⅢ勝利歴あり」で

三冠となった牝馬には、

三冠達成後はGⅠしか勝たせないという、

不文律があるのかもしれません。

 

 

また、Bグループの3頭も、

三冠達成後の勝利は、

アパパネのヴィクトリアマイルの1勝のみ。

 

デアリングタクトは現役ですので、

今後GⅡ、GⅢを勝つかもしれませんが、

Bグループの戦歴を踏襲するのなら、

勝利を許されるのは

ヴィクトリアマイルだけかもしれません。

 

 

さて、

スターズオンアースは

ABどちらのグループに属するのか。

 

 

スターズオンアース

桜花賞  8番

オークス 18番

秋華賞  9番

 

 

スターズオンアースは、

桜花賞を9番ではなく8番で勝利。

 

また、三冠で馬番のかぶりはありませんので、

現時点ですでに、ABどちらのグループにも、

属さないことがわかります。

 

 

ならば、

スターズオンアースは三冠ならずなのか?

 

 

ここが思案のしどころですが、

京都競馬場改修工事のシンボルといえる、

阪神GⅠ三冠馬」のタイトルホルダーの存在から、

 

スターズオンアースもまた、

阪神代替秋華賞での牝馬三冠達成」という、

特殊な役割が与えられているような気がします。

 

 

今までにない牝馬三冠馬だからこそ、

ABどちらのグループにも属さないよう、

三冠の馬番が割り振られている?

 

 

 

スターズオンアース

勝てば達成する「4つの史上初」

 

 

・秋華賞を「9番」で優勝

 

・4勝目で三冠達成(史上最少)

 

・新馬、未勝利以外の勝利歴なしで三冠達成

 

・三冠目を阪神で達成

 

 

秋華賞の「9番」は、

勝利ゲートとしては未出の馬番です。

 

実はエリザベス女王杯(古馬GⅠへ変更後も含む)と、

エリザベス女王杯の前身であるビクトリアCにおいても、

「勝利ゲート9番」は未出。

 

 

ビクトリアカップ(エリ女の前身)

第1回〜第6回 1着9番未出

 

ビクトリアカップ|優駿達の蹄跡

 

 

エリザベス女王杯(第21回~古馬GⅠ)

第1回〜第46回 1着9番未出

 

エリザベス女王杯 馬番別

 

 

秋華賞

第1回〜第26回 1着9番未出

 

秋華賞 馬番別

 

 

  • 何勝目で三冠を達成したか

 

メジロラモーヌ  (9勝目)

スティルインラブ (5勝目)

アパパネ     (6勝目)

ジェンティルドンナ(6勝目)

アーモンドアイ  (5勝目)

デアリンタクト  (5勝目 ※無敗)

 

スターズオンアース

(現在3勝・勝てば4勝目で最少)

 

 

新馬戦    2着

未勝利戦       1着

赤松賞    3着

フェアリーS 2着

クイーンC   2着

桜花賞    1着

オークス   1着

秋華賞    ?着

 

未勝利とGⅠ以外の勝利歴なし

 

 

  • 三冠達成の競馬場

6頭すべて京都競馬場

 

スターズオンアースが勝てば、

阪神での三冠達成は牡馬も含め史上初

(菊花賞が阪神だった牡馬三冠馬はなし)

 

 

このように、

「史上初」が多いスターズオンアースだけに、

まだどの馬も勝利したことがいない「9番」を、

与えられたような気がします。

 

 

府中牝馬S

5)-08 ライティ() ※前走:長岡S 1着

5)-09()ブレイズ ※フラワーC(藤井勘一郎)

 

 

ライティアの「前走長岡S→長岡禎仁騎手」、

アブレイズの「フラワーC藤井勘一郎騎手」から、

示唆される「骨折(両騎手とも現在療養中)

 

頭と末尾の「ア」の一致。

 

 

5)-09()ターズオンアー(

(「骨折」休養明け)

 

 

「5枠」「頭と末尾の一致」「骨折」という共通点。

 

 

府中牝馬Sの5枠の不発からも、

秋華賞の5枠は馬券圏内濃厚とみます。

 

 

スプリンターズS

「3分名馬」  サクラバクシンオー

「YouTube動画」サクラバクシンオー

 

 

秋華賞

「3分名馬」  アパパネ

「YouTube動画」アーモンドアイ

 

 

 

スプリンターズSでは、

「3分名馬」と「YouTube動画」が、

いずれもサクラバクシンオーでした。

 

秋華賞ではなぜ別の馬なのか?

 

 

「3分名馬」の中で語られていますが、

アパパネは生涯の重賞5勝がいずれもGⅠでした。

 

GⅠ週のYouTube動画に登場する、

過去の勝ち馬にはルールがあり、

YouTube動画にアップされる動画は、

GⅡ・GⅢの重賞」のみです。

 

 

GⅡやGⅢを勝っていないアパパネは、

GⅠ週のYouTube動画には登場できないのです。

 

スターズオンアースも、

勝てば重賞3勝がすべてGⅠとなります。

 

 

アパパネ(GⅡ・GⅢ勝ち歴なしの三冠馬

アーモンドアイ(ルメール・三冠馬

 

↓ ↓ ↓

 

スターズオンアース

GⅡ・GⅢ勝ち歴なしの三冠馬・ルメール

 

 

これだと思います。

 

 

Bグループの3頭から、

スティルインラブやデアリングタクトではなく、

なぜアパパネなのかという点については、

以下の考察でしっくりきます。

 

 

アパパネ

騎手:蛯名正義

厩舎:国枝栄 (のちにアーモンドアイでも三冠)

馬主:金子真人(すでにディープインパクトで三冠)

 

 

アパパネの国枝栄調教師、

金子真人オーナーは、

調教師と個人馬主として、

それぞれ唯一2頭の三冠馬を管理、

または所有していた方です。

 

スターズオンアースが勝てば、

ルメールは騎手として、

2頭の三冠馬に関わった初の騎手になります。

 

三冠目の勝利騎手として

 

 

同枠アートハウス1着というシナリオだけ怖いですが、

Bグループ3頭の共通点だった「桜花賞9番(阪神)

 

阪神代替」秋華賞ですから、

最後に「9番」ということなのかもしれません。

 

 

2021 秋華賞(阪神代替

アカイトリノムスメ

(母アパパネ=三冠馬

 

2021 秋華賞(阪神代替

スターズオンアース 三冠達成?

 

 

来年から京都開催に戻る秋華賞。

 

2021-2022の阪神代替秋華賞は、

三冠」で統一する?

 

 

桜花賞

4-07 サブライムアンセム(※岩田望来

4-08 スターズオンアース 1着

 

 

オークス

8-16 ※プレサージュリフト

8-17 ニシノラブウインク

8-18 スターズオンアース 1着

 

 

秋華賞

8-15 サウンドビバーチェ

岩田望来)※オークス除外

8-16(プレサージュリフト

 

 

ルメールで牝馬三冠のアーモンドアイ。

思い出すのがこれ。

 

 

桜花賞  1-02 アマルフィコート(浜中俊)取消

オークス 2-04 トーセンブレス(柴田善臣)取消

秋華賞  2-03 スカーレットカラー(岩田康誠)取消

 

 

10/15(土)

府中牝馬S イズジョーノキセキ(岩田康誠

※アーモンドアイ秋華賞 取消騎手

 

10/16(日)

秋華賞  サウンドビバーチェ(岩田望来)

オークス除外馬

 

 

スターズオンアース(高柳瑞樹・兄)と

サウンドビバーチェ(高柳大輔・弟 岩田望来・息子)なら、

厩舎が兄弟で、騎手は土日重賞で親子。

 

兄弟丼と変則親子丼。

 

◎09番 スターズオンアース

〇15番 サウンドビバーチェ

 

あとはエグランタイン、

ウォーターナビレラの6枠と、

エリカヴィータのいる7枠。

 

阪神代替でのゾロ目警戒でアートハウス。

 

4枠からうちはバッサリいくので、

1.2.3.4枠が来た時点で終了~~~~(笑)

 

 

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finalizekeiba
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サイン競馬にどっぷりとハマっているおっさんです。ほんのちょっとだけ斜め上を行く発想は、詐欺師のように人を騙すが、的中率は悲しいほど低いという・・・